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ごめんね東北
2015年3月11日水曜日

ごめんね東北
オイラ身体壊してなにもできてないね
口惜しいね
「早く治して頑張って」みたいな事なんて、奇麗事は言えません。
そんな都合の良い事は考えられません、前向きな性格でもないし
純粋に、自分の都合でどうにかなるような話でもない。
口惜しい、口惜しい!
いつもの日課
朝病院の9階から柏の葉公園総合競技場を望む、
高速常磐道・富士山とスカイツリーが鮮やかに存在感を示す。
「みんな元気かな」・・・
なぜかみんな事が心配になる
涙があふれてくる
泣いたり、怒ったり、笑ったりは独りでできる。
ただ不思議なもので、相手がいないと出来ないのが笑顔だ。
独りではできない。
相手が必要だ!
人は非情に惨い事をする
差別をしたり
言葉を交わす事を止めたり
有りもしない事を想像したり
イマジネーションを働かせて恐ろしい事を始める
福島の人をいじめないでください
やさしくしてください
ちゃんと見つめててください
福島を忘れないで下さい。
東北の人は強いです
こんな時でも笑顔です
どんな時でも明日を考えます
東北を忘れないで下さい。
ごめんね
オイラ身体壊してなにもできない
ごめんね
オイラが元気でも何か出来る訳でもない
ただ、東北を忘れないで下さい。と言い続ける。
今日通院で病院の玄関前で泣いっちゃた
何も出来ないオイラに
口惜しい!




母に何もしてあげられなかったオイラは
東北のみなさんのお役に立ちたい





@なうい洋一


写真:のぶ / 撮影:2013年8月


写真:なうい洋一 / 撮影:2014年8月






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